■節子への挽歌998:花の季節
節子
今年もまた、ばんまつりの咲く季節です。
この頃はわが家の庭の花がいっせいに咲き出します。
玄関のバラもたくさん咲いていますし、庭のバラも次々と咲きだしています。
今年は胡蝶蘭も何とか咲き出しました。
いろいろと花は賑やかですが、やはり私には「ばんまつり」が一番心に入ってきます。
この花をくださった湯河原の人はいまもきっと花をたくさん咲かせていることでしょう。
敦賀の姉からもらったという、山アジサイも咲き出しました。
白い花ですが、次第に赤くなるのだそうです。
そういえば、家から100メートルも離れた電信柱の下の小さな空地にまで節子は花を植えに行っていましたが、そこも今では宿根花が毎年きれいに咲くようになって来ました。
時々、ジュンが手入れをしていますが、そこを通るたびに節子を思い出します。
花の季節は、うれしいようで寂しいです。
| 固定リンク
「妻への挽歌05」カテゴリの記事
- ■第1回リンカーンクラブ研究会報告(2021.09.06)
- ■節子への挽歌1000:パッセンジャーズ(2010.05.29)
- ■節子への挽歌999:新緑(2010.05.29)
- ■節子への挽歌998:花の季節(2010.05.27)
- ■節子への挽歌997:「解けない問題」(2010.05.26)
コメント