■「なぜ辞任?」のしらじらしさ
鳩山首相一色のマスコミですが、テレビニュースのテロップに「なぜ辞任?」などと書かれているのを見ると怒りがこみ上げてきます。
つい昨日まで、「なぜ辞任しないのか」というトーンで報道していたのは誰なのか。
ちなみにそのテロップはNHKの7時のニュースです。
恥を知れといいたいです。
視聴料を払いたくない気分ですが、まあドキュメンタリー番組で時に良い物を見せてくれるので我慢しないといけません。
しかし最近の番組のひどさは目に余ります。
今回の沖縄問題の報道に関しては、完全に米国服従姿勢が見えていました。
民法の「政治タレント」のひどさに比べれば、まだ救いもありますが。
ところで、辞任表明後の鳩山首相の、あの明るい表情は何なのでしょうか。
彼もやはりノブレス・オブレッジを果たしていたのだなと感じました。
今朝の記事は少し書きすぎました。
3代目には荷が重かったのでしょう。
彼の果たしたことに感謝しないといけないのかもしれません。
あの明るい表情を見て、一瞬、腹が立ちましたが、思い直しました。
一瞬の夢だったかもしれませんが、「友愛政治」を意識化させてくれたことの意義は大きいように思います。
一度意識化されたものは、なかなか消えません。
またしばらくは「金銭政治」に戻るでしょうが、友愛政治の芽は埋め込まれたと思いたいです。
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