« ■節子への挽歌1046:交換記憶 | トップページ | ■譲る精神 »

2010/07/14

■国民生活保障ファンド

各地で水害が発生しています。
それを見ながら思ったことです。

消費税を1%高めて、それを国民生活保障ファンドとして、今回のように不可抗力的な自然災害を受けた人に無条件で支給することはできないものでしょうか。

国家とは何かと言われると、難しい議論になりますが、国民の生活が、本人の責任の及ばぬ理由で立ち行かなくなった時に、それを支え合う仕組みとしての国家という捉え方があってもいいように思ったのです。

オルテガは、近代の国民国家は、いくつかの人間集団が、ある共同プロジェクトに共鳴し、連帯感を芽生えさせることによって形成されたと考えました。
私が興味を持ったのは、「共同プロジェクト」を、連帯を生み出す契機と考えている点です。
では、その「共同プロジェクト」とは何でしょうか、
場合によっては、それは戦争かもしれません。
なにしろオルテガは、あのスペイン戦争時代の人ですから。
しかし、もっと素朴に、困ったら助けてもらえる保障の仕組みづくりを共同プロジェクトと考えてもいいでしょう。

みなさんのところは大丈夫だったでしょうか。
北九州や山口には友人知人も多いので、心配です。
それにしても、自然の威力は凄いですね。
国会で議論している課題(最近はアジェンダと言うらしいですが)が、なんだかとてもむなしく響きます。

国民生活保障ファンドをつくるのであれば、消費税でも所得税でもいいのですが、1%を喜んで納税したいと思います。
そんなファンドはできないものでしょうか。

|

« ■節子への挽歌1046:交換記憶 | トップページ | ■譲る精神 »

社会時評」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: ■国民生活保障ファンド:

« ■節子への挽歌1046:交換記憶 | トップページ | ■譲る精神 »