■節子への挽歌1104:心ここにあらずの2週間
節子
入院騒ぎをしていたチビ太が少しずつ元気になってきました。
まだ通院ですが、少しずつ立ち上がれるようになりました。
退院直後は、チビ太の寝起きしているところにユカと私が交代で寝ていました。
節子を看病した3年前のことを思い出さないわけではありません。
それにしても、チビ太と節子の症状はとても似ていました。
犬に似ていたというと節子は気を悪くするかもしれませんが、忠犬息子が節子をなぞっていたといえば、印象は変わるでしょうか。
まあそれはともかく、3年目の、まさにその日に、チビ太は節子を再現したとしか思えないのです。
霊界とつながっているといわれる犬であればこそのことだったかもしれません。
位牌を囲むたくさんの花々。
命日に供えられたいろんな供物。
その前で、チビ太が節子を再現している。
こんな書き方をすると不謹慎に聞こえるでしょうが、私には霊界との交流の行事だったようにも感じられます。
しかも、外ではヒヨドリの巣立ちまで重なったのです。
3回目の命日を前後した2週間は、気のせいか、時間が速く過ぎました。
命日を過ぎてから、今日でもう1週間です。
この1週間はほとんど何もしなかった感じです。
実際には10人以上の人とお会いしていますが、頭がうまく作動していなかったような気がします。
何を話したのか思い出せないのです。
暑さも少し変わってきました。
新しい季節がはじまります。
4年目は、少し違った歩みをすることになるかもしれません。
この2週間は、その通過期間だったのかもしれません。
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