■節子への挽歌1115:他者への祈り
節子
昨夜、泰弘さんの夢を見ました。
4か月前に突然逝ってしまった若者です。
それもかなりいろいろと話し合った夢でした。
話の内容は、例によってもう思い出せませんが、2人でなにやら困難にぶつかって対策を講じていたような気がします。
節子の姿は、微塵もありませんでした。
最近、夢をよくみます。
それもなにかとても重い内容で、目が覚めた時にドシっと重さが残っているような夢です。
目覚めた時には内容も覚えていますが、すぐに忘れます。
記録しておけば、なにかがわかるかもしれませんが、そんな事をするタイプではありません。
それでも、ずっと明白に残るシーンはあります。
たとえば「人民大衆駅」からドッと乗客が降りてくる風景は今もリアルに残っています。あまりにリアルなので、人民大衆駅というのがどこかにあったのではないかとネットで調べたものです。
もちろんありませんでした。
もっと不気味だったのは彼岸と此岸との乗換駅の光景です。
これはとても不気味な構造の駅で、注意していないと彼岸行きのホームに迷い込んでしまうのです。
もっとも、それは「彼岸行き」ではなく、「地獄行き」の感じでしたが。
まあそんなことはどうでもいいのですが、最近、節子の位牌壇(仏壇)に向かって、節子以外の人たちの安寧を祈念していなかったことに気づきました。
泰弘さんは、それを教えに夢に出てきてくれたのでしょうか。
それに気づいたのは、実はつい先ほどです。
いまも闘病している友人たちへの祈りも含めて、明日からはもっと真剣に祈るようにします。
しかし、最近は祈っても祈ってもなお祈りきれないほどに、さまざまな問題が周りで起こっています。
節子
私に祈りのちからを与えてくれませんか。
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