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2010/09/21

■村木事件に関する検事の証拠隠滅に関わる発言への感想

村木事件に関する検事の証拠隠滅に関する私見は前項で書きましたが、テレビの報道が思った以上にきちんと取り上げているのでホッとしました。
それはともかく、やはり気になる発言が少なくありません。

元検事の方は口をそろえて「信じられない」と大仰に驚いていますが、これに類した証拠捏造などはこれまでも何回も問題になっています。
この事件は、その延長にある事件でしかありません。
そう考えると、その驚き方にはむしろこちらが驚くほどです。
野球賭博がマスコミで話題になりだした時の相撲界の反応と同じです。
演技としか思えません。
堀田力さんは、この背景が問題だと指摘されていましたが、その背景をつくったのは堀田さんたちだろうと私は冷たく考えています。
組織の文化は、そう簡単にはつくれません。
30年はかかります。

全く別の意味で気になる発言もあります。
村木さんは記者会見で、ここまでやるとは恐ろしいと嘆いていました。
しかし村木さんの所属している組織である厚生労働省の職員も、年金などで同じような証拠隠滅や偽造をしていたのをご存じないのでしょうか。
その反省が、一言くらいあるかと思っていましたが、ありません。
この人も所詮はことの本質をみることができないのでしょう。
官僚たちの貧しさを痛感します。
誠実な官僚もいるのでしょうが、そうであればこそ、ますます残念な気がします。

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