■節子への挽歌1139:宇宙人説
節子
髪の毛が黒くならないのでその商品をくれた藤本さんに本当に黒くなるのかと質問したら、普通は黒くなる、黒くならない佐藤さんは普通の人間ではないのではないか、と言われてしまいました。
ともかく他の人の場合は、黒くなるのだそうです。
私が普通の人でないとはどういうことでしょうか。
宇宙人とでもいうのでしょうか。
私からすれば、そう言う藤本さんこそ、普通の人ではない不思議な人ですが。
そういえば以前、鈴木章弘さんが佐藤さんはUFOに誘拐されたことがあるはずなので、その時の話を聴きたいと何回も言われたことがあります。
私にはUFOに誘拐された記憶はないのですが、何回も言われていると人はその気になってしまうもので、そうかなと思ったこともないわけではありません。
しかし、私からすれば、そう話している鈴木さんこそ、宇宙から来たような気がします。
最初に会った時の鈴木さんは、若い仙人のようでした。
その後、4か月もインドのアシュラムに行っていましたが、実はインドではなく故郷の星にもどっていたのかもしれません。
藤本さんと同じく、これまた不思議な人です。
とまあ、こう考えていくと、私の周りには不思議な人が少なくありません。
一説によると、すでに地球にはかなりの数の宇宙人が住んでいるそうです。
私は一応、その説を否定できずにいますが、藤本さんも鈴木さんも宇宙人に違いありません。
しかし、お2人が宇宙人だとすると、私が宇宙人でない証拠もありません。
自分のことを一番知らないのは自分だと言います。
藤本さんと鈴木さんが、自分が宇宙人だと気づいていないように、私も気づいていないのかもしれません。
2人は、なんとなく直感的に私に同じ仲間のにおいを嗅ぎ取っているのかもしれません。
そうであれば、3人とも宇宙人と言うわけです。
そして私の茶髪は黒くならないことになります。
節子は国際結婚どころが宇宙人と結婚していたわけです。
苦労したはずです。
ところで、藤本さんも鈴木さんも節子のことをとても心配してくれていました。
ちなみに2人とも、とてもスピリチュアリティの豊かな人なのです。
節子が病気中、鈴木さんはよくクッキーを送ってきてくれました。
節子が一時ちょっと回復しサロンを再開した時、藤本さんはよく参加してくれました。
節子が逝ってしまった後、藤本さんは大きな花束を贈ってくれました。
鈴木さんは、しかし、節子が逝ってしまった後はなかなか会いにきてくれません。
なぜでしょうか。
手紙はよく届くのですが。
鈴木さんに会わなければいけません
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