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2010/10/22

■節子への挽歌1146:こしひかり

節子
今年も新米の時期になりました。
この時期には、いろんな人が新米を送ってくれます。
わが家が収入はあまりなくてもやっていけるのは、みんながいろんなものを送ってくれるからです。
昨日は新潟の魚沼産のこしひかりが金田さんから届きました。
金田さんは電話で「節子さんにもお供えしてください」と言ってくれました。
早速、昨夜、節子にもあげさせてもらいました。
金田さんは節子のこともよく知っているのです。

金田さんの奥さんが体調を崩されたことがあります。
その時も金田さんは、佐藤さんの気持ちがよくわかりました、と言ってくれました。
奥さんはお元気になられましたが、今も時々、そう言います。
人は痛みを体験しながら世界を豊かにしていくのだろうと思います。
私も、節子との別れを体験したおかげで、世界が豊かになったような気がします。
痛みは、決して人を不幸にしません。
世界を豊かにしてくれる、私はそう思います。

今年は酷暑だったので、例年よりも美味しくないかもしれないと金田さんは電話で言っていましたが、こしひかりはやはりとても美味しかったです。
魚沼産だからということもありますが、そこに金田さんの思いが深く込められているからでもあります。
金田さんには申し訳ないのですが、たとえ魚沼産でなくても、思いの込められたものはみんな美味しいです。
痛みを体験し、世界が広くなると、味の世界も変わっていくのかもしれません。

今日も美味しいご飯を食べられる幸せが、とてもうれしいです。
節子も喜んでいるでしょう。

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