■節子への挽歌1128:苦楽を共にする
節子
最近は疲れることが多くなりました。
いろんな相談を受けて重荷を背負っても、それをシェアする節子がいないからかもしれません。
帰宅して、節子に話をするだけで、気分が軽くなっていたのを思い出します。
いまは重い荷物を背負ったまま、寝なければいけません。
いろいろと思いながら眠れないこともあります。
眠れないからと言って、起こして話を聴いてもらう節子も今はいません。
苦楽を共にする、とは良い言葉です。
しかし苦楽を共にする相手がいなくなると、人生は狂いだします。
それに私の場合、いささか苦楽を共にしすぎていたかもしれません。
節子がよくいっていたように、自立できていなかったわけです。
困ったものです。
節子がいない今は、苦楽は私の人生から消えてしまったような気もします。
苦も楽も、すべては重い荷物でしかないといってもいいかもしれません。
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