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2010/10/24

■節子への挽歌1148:「連絡を控えるうちに月日が経ってしまいました」

奥様を亡くされた当初は、お慰めのしようもないほどに落胆されているご様子が伺えましたので、連絡を控えるうちに月日が経ってしまいました。

お元気を取り戻されていらっしゃるようで、安心いたしました。
恐らく肉体の一部をもぎとられるような、いや自分がいなくなる方がマシだと思うほどの苦しみの中で、さまざまなことをお考えになられたことでしょう。

それでも、佐藤さんの周りには佐藤さんを頼りに集うお仲間がいらっしゃることを知っておりましたので、きっとまたお仕事を元気に牽引される日がやってくると信じておりました。


友人から、ある集まりの案内がまわってきました。
プログラムを見たら、懐かしい名前がありました。
そういえば、最近、ご無沙汰してしまっていたなと思い、彼女にメールしました。
すぐ返信が戻ってきました。
それがこの文章です。

節子を見送った翌年、私は友人知人に年賀欠礼挨拶の手紙やメールを送りました。
もしかしたら、取り付く島もないような「落胆ぶり」を伝えてしまったのかもしれません。
たしかに私自身あの頃は、自らを閉ざしていたような気もします。
周りが見えなくなっていましたし、頭が混乱し続けていました。
娘たちとさえも、うまく付き合えなくなっていました。
そんな状況でしたので、どんな親切な申し出も素直に受け容れられなかったように思います。

「連絡を控えるうちに月日が経ってしまった」人がほかにもいるかもしれません。
なぜその後、連絡がないのだろうという人が今も何人かいますが、それは私への心遣いかもしれません。
彼女からのメールは、それを改めて気づかせてくれました。

彼女が言うように、私は私を支えてくれるたくさんの仲間に恵まれています。
その人たちが、私を閉じがちな世界から引き出してくれました。
ゆっくりと、ゆっくりと、です。
そして、最近は、またいろんな人との交流が戻りだしています。

彼女はとても痛みのわかる人です。
久しぶりに会えるのがとても楽しみです。
話だけではなく、彼女がプロデュースした映画も観みせてもらえるそうです。

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