■餌を与えられることに嬉々と喜ぶ消費者
前項でITが国境を越えて新しい世界を構築していくかもしれないと書きましたが、それを書きながら、今日、テレビで見た新しい自動販売機のことを思い出しました。
その自動販売機は、利用者の姿をセンサーして、その人に合った飲み物を推薦するのだそうです。
例えば肥満気味の人には糖分の少ない飲み物というわけです。
いまはまだお台場くらいにしかないようですが、アメリカではかなり広がっているとキャスターが言っていました。
これを見ていて、家畜に自動的に餌を提供する機械を思い出しました。
まさにこれは餌を与える機械です。
そんなものが流行るとは、いったいどうなっているのでしょうか。
しかし、これは何も自動販売機に限ったことではないのです。
周りを見渡すと、こうしたものがいかに多いことか。
私たちはもうすでに「家畜」になっているのかもしれません。
いったい誰が飼い主なのでしょうか。
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