■節子への挽歌1172:追悼
節子
黒岩さんが逝ってしまいました。
聖路加に転院して3日目でした。
阿修羅を守ってくれるはずのマリアの祈りも届かなかったようです。
覚悟していたこととはいえ、あまりの早さに訃報に接した時には呆然としました。
付き添っていてくれている人から、転院後、「りんごもスプーン3杯食べてくれました」とメールが来たばかりでしたのに。
人の死は、かくも突然にやってくるのです。
節子のことがどうしても重なって、どうも現実感が持てません。
現実と思いたくないという思考が働いているようです。
しかし、これは間違いのない事実です。
節子の時の何とも言えない悔しさを思い出します。
節子
もうじき黒岩さんに会えますね。
黒岩さんからたくさんの話を聴いてください。
節子がよく言っていたように、話しだしたら止まらない人ですから。
今日はほんとうに寒い1日でした。
心身が冷えてしまっています。
そのわけがわかったような気がします。
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