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2010/12/10

■節子への挽歌1195:この3年に何かありましたか

節子
この数週間、歯が痛くて食事がなかなかできませんでした。
餓死してはいけないので、歯医者さんに行きました。
歯医者さんにまずは手当てをしてもらい、その後、改めて歯や歯茎の状況を調べてもらいました。
検査担当の方が代わったのですが、その人がなにやらつぶやきながら、ていねいに検査をしてくれました。
この歯医者さんはともかくていねいで基本から治癒してくれるのです。

検査を終わった後、カメラ映像を見せながら、その方がいいました。
3年前の状態とあまりにも違うのですが、この間、なにかありましたか。
最近、歯はきちんと磨いていますか。
検査中、首をかしげていた理由がわかりました。
たしかに写真を見ると3年前の状況と違います。
せっかく3年前に基本をしっかりとつくったのに、といわれました。

3年前のチェックの日付を見たら、2007年6月でした。
私の人生が一変する3か月前です。
心は必ず身体にも現れることがよくわかります。

なぜこうなったのかの理由はわかります、と答えました。
歯磨きもちゃんとしていないことも白状しました。
検査表をみたら、「赤点」でした。
困ったものです。

節子は再発する前に、友人の知り合いの歯医者さんに通って全部治していました。
闘病生活が始まったころ、歯を全部治しておいてよかったわと言っていました。
その言葉がとても心に残っています。
その治療した歯を使いきれなかったことがとても不憫でなりません。
実は、その思い出があるので、私は歯医者さんに行くのが辛いのです。

私自身は、それほど長生きをする予定もないのですが、今回、歯が痛いといかに大変かがわかりました。
それでこれからは少しきちんと歯磨きをしようと思います。
実は節子がいなくなってから、歯磨きは思い切り手を抜いています。
歯磨きだけではありません。
自分ではあまり意識はしていないのですが、生き続ける意欲が大きく低下しているのかもしれません。

歯の痛みはほぼなくなりました。
ようやく食事ができそうです。

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