■手が荒れてしまいました
体験してみないとわからないことはたくさんあります。
実は年末に娘が肺炎になってしまいました。
わが家は娘と私の父子家庭です。
娘は年末年始も点滴で病院通い、自宅では安静を求められていました。
そのため私が家事をやらないといけなくなりました。
といっても生活力のない私には調理などはなかなかできませんが、食器荒いとか掃除とか、まあそんなことくらいしかできません。
幸いにようやく娘の病状も回復し、もう大丈夫です。
この2週間、そんなわけで水を使う作業をかなりしました。
そのため、手指がかさかさになってしまったのです。
娘からそうならないようにハンドクリームをきちんとつけておくようにいわれていましたが、そんな面倒なことをする気にはなれません。
その結果、脂肪分が取れてしまい、手がかさかさになってしまったのです。
まあそれだけの話なのですが、家事の大変さを少し実感しました。
たかが食器洗いなのですが、手の荒れはかなりのものです。
何事も実際にやってみると大変さがわかります。
まあ家事くらいは大した事ではないのですが、世の中すべてそうでしょう。
体験してみないとわからないことはたくさんあるのです。
だからといって、なんでも体験できるわけではありません。
しかし、それぞれみんな大変なのだという意識があれば、社会は違って見えてきます。
批判するのは簡単ですが、まあみんなそれぞれに大変さがあるのです。
批判にも、そうした思いやりや配慮がなければいけないのかもしれません。
というようなことを考えていたから、この1週間、時評が書けなかったわけではありません。
単に時間がなかっただけのことなのですが、手が荒れたおかげで、忘れかけていたことをいろいろと思い出しました。
明日からまた時評もちゃんと書きます。
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