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2011/02/18

■節子への挽歌1265:春がきました

節子
お昼ごろから我孫子は春です。
朝方までの雨は止み、太陽が戻ってきました。
それも心強い陽射しです。
先日降った雪がまだ軒下に残っていますが、この陽射しで解けるでしょう。
春が来た感じです。

陽射しのなかで、和室のランの花が咲き出しているのに気がつきました。
水仙や梅など、庭の花も咲き出しています。

人の心身は自然と深くつながっています。
いろんなことを体験すると、それがよくわかります。
自らもまた自然の一部だと意識しただけで、自然に支えられている自分にも気づきます。
さあ、動き出さなければいけません。
しばらくうずくまっていた心身を開かなければいけません。

節子は春の到来が好きでした。
花が元気になるからです。
八方美人型の私は、すべての季節が好きでした。
冬もまた良し、夏もまた良し、でした。
しかし、それも節子がいればこそだったのかもしれません。
あるいは若いからだったのかもしれません。
夏浜も冬山も縁遠い存在になってしまいました。
いまはやはり春が元気をもらえそうです。

節子がいなくなってから4回目の春です。
しかし、春を意識したのは初めてかもしれません。
強い陽射しは、人を酔わせます。
下戸の私には、お酒の酔いとは違って、快い酔いです。
それに、陽射しのなかに節子も感じるのです。
節子なら庭に出て、花木の手入れでしょう。

さてさて、私は何からはじめましょうか。
まずは、自分自らの手入れからはじめようと思います。
動き出せば、山積みになっている問題も吹き飛ぶかもしれません。
明るい動きのところには、明るい話題しか舞い込んではきませんから。

みなさんにも春の陽射しが届きますように。
もちろん彼岸の節子にも。

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