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2011/02/27

■節子への挽歌1274:一番大切なのは「幸せ」

節子
たまたまテレビをつけたら、ジャーナリストの堤未果さんが母校の和光小学校での授業の番組をやっていました。
NHKの「課外授業 ようこそ先輩」です。
テーマは「考えてみよう“幸せな国”」。ついついみてしまいました。
最後に堤さんは子どもたちに、一番大切なのは「幸せ」です、と話していました。
一番大切なのは「幸せ」。
とても共感できます。
そんなの当たり前だろうと大人たちはいうでしょうが、幸せを大事にしている大人は、私の知る限りではそう多くはありません。
子どもたちに向かって、「一番大切なのは幸せ」ときっぱりと言い切った堤さんに共感しました。

私は堤さんとは面識はありませんが、ご両親とはささやかなお付き合いがありました。
ばばこうちさんと堤江実さんです。
ばばさんは、節子の葬儀にも来てくださいましたが、節子は私がばばさんに会う以前から、テレビのばばさんのファンでした。
ばばさんの「正義感」が節子には共感できたのでしょう。
そのばばさんも、昨年、逝ってしまいました。

ところで、「幸せ」とはなんでしょうか。
難しく考えれば難しいですが、簡単に考えれば簡単です。
「幸せだ」と思える状況が幸せなのです。
しかし、その幸せの渦中にいると、その幸せに気づかない人が多いように思います。
私もその一人でした。
節子がいなくなった後、それに気づかされました。
そして、たぶんまた3年過ぎた頃、3年前(つまり現在のことですが)は幸せだったのだと気づくことでしょう。
人は、それほど欲が深いとも言えるでしょう。

いまの幸せを大事にする、それは決して、現状を受け入れるということではありません。
未来に向けてのたくさんの選択肢があることの「幸せ」に気づくことです。
節子の不幸は、その選択肢がある日、突然に断ち切られたことでした。
しかし、節子は、その中でも、日々の「幸せ」を大事にしていました。

私は、日々の幸せを大事にしているだろうか。
節子がいたらきっと怒られそうな毎日を過ごしている気がしてきました。
伴侶がいなくなると、生き方のバランスが取れなくなります。
困ったものです。

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