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2011/03/30

■週刊朝日の佐藤栄佐久福島県前知事のインタビュー記事

福島県の住民にも責任があると、昨日書きましたが、2011年4月11日号の「週刊朝日」に、前の福島県知事の佐藤栄佐久さんのインタビュー記事が掲載されています。
短い記事ですので、もしお時間のある方はぜひお読み下さい。
タイトルは「国民を欺いた国の責任をただせ」です。
彼が知事だった頃に、原発の事故が発生し、それを契機に福島の原発を止めさせた人です。
しかし、なぜかその数年後に、収賄事件で東京地検特捜部に逮捕されました。
現在は、その事件に関して冤罪訴訟で戦っています。
ここでもまた特捜部が出てくるところがポイントです。
一時は原発に反対すると殺されるという噂が流れたことがありますが、恐ろしい世界です。

週刊朝日の記事を読むと、いまならきっと多くの人が受け入れられるでしょう。
しかし、当時は彼の発言はかき消されてしまっていたのです。
こういうことはほかにもたくさんあります。
前に紹介した平井憲夫さんの手記もそうですが、他にもさまざまな話がネット上を駆け巡っています。
事件が起きてからでは遅すぎると思われるかもしれませんが、こうした情報やメッセージは以前からたくさん出ていました。
にもかかわらず、社会が聴く耳をもっていなかったのです。
むしろそうした社会秩序にとってのノイズは覆ってしまうのが最近のマスコミやジャーナリストの役割ですが、それでも世間の関心が高まれば、利に聡い彼らは動き出します。
昨今の情報の流れに、それを感じます。

前から何回か書いていますが、人は見たいものしか見ません。
最近のネット社会では環境はかなり変わってきているようですが、それでも、その人に見える世界は、所詮はその人の知っている世界と僅かにその周辺でしかありません。
だから私たちは、世界を広げる努力をしなければいけません。
あるいは、キュレーターと呼ばれる情報のハブ役を探さなければいけません。

原発への関心は高まっていると思いますが、わけのわからない専門用語や難しい単位記号に惑わされてはいけません。
大切なのは常識的に、生命的に、考えることです。
理解できないことを理解しようとする必要もありません。
何が真実かは、この2週間の状況を見ていればわかることです。

私たちが犯してしまった間違いは、自分たちで受け止めなければいけません。
しかし、せめて間違いの繰り返しは避けたいものです。
相変わらず、原発こそが国の基本などといっている、みのもんたさんのような人にはテレビから退場してもらわなければいけません。
私はその番組のスポンサー企業の商品は金輪際購入しないつもりです。


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