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2011/03/13

■地震と原発その2

地震と原発に関する昨日の記事は少し感情的に反応し過ぎてしまいました。
ルール違反ですが、2行削除しました。
しかし、今も枝野さんの昨日の記者会見はひどいものだったとおもっています。

今朝の朝5時半からの経済産業省の記者会見をテレビで見ました。
誠実に対応する姿勢を感じましたが、話の内容は相変わらず私にはわかりにくいものでした。
もっと端的に話したほうがいいように思います。
フランクネスというのは、嘘をつかないと言うことではなく、問題を共有するということでもあるのです。

放射能被爆者の存在も明らかになりました。
それは炉心溶融とは関係ない話でしょうが、大切なのは全体像の説明です。
そこに不満が残ります。

私が不安を感ずるのは、全体が見えない場合です。
危機の存在は、生きていれば常にあります。
ですからそれが問題なのではなく、危機の存在が見えないことが問題なのです。
枝野さんが昨日話していたチェーンメールも、事実をきちんと伝えないが故に発生します。
事実を発表した後は、逆にネットでそのメールの否定が広がっています。
虚偽や不安に対する最も効果的な対応策は、フランクネス、事実の開示です。
そしてそれがリスクマネジメントの基本です。
なぜそれができないかと言えば、事実をしっかりと把握し管理していないからです。
おそらく今回の事件も、事実を示すデータはかなりあるはずですが、それが公開されていない、あるいは枝野さんのところにまで届いていないのかもしれません。
あまりに伝聞情報が多すぎます。
これほどの事件であれば、責任者は現場に飛んで、事実を把握するべきです。
それが行われていないところに、今回の政府の対応の限界を感じます。
それは原発の問題だけではありません。

現場から遊離した政府と政策。
そうでなければいいのですが。

反原発論者はこの事件を活用して、声を高めるでしょう。
そそれを否定する人もいるでしょうし、私もどちらかといえば賛成はできません。
しかし、そうした動きが起こる理由もあるのです。
これまでその意見があまりにも抑えられているからです。
今回の事件で、そのことも認識しておかねばいけません。
原子力資料情報室の記者会見はマスコミにはあまり流れませんが、なぜでしょうか。
USTREAMで流れていますので、ぜひご覧ください。問題の本質の一部を垣間見えると思います。
原子力資料情報室は高木仁三郎さんが始めた信頼できる組織です。

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