■311で何かが変わったような気がします
311から世界が変わってしまったと、若い友人が書いてきました。
私の世界も、変わってきています。
大震災発生後、すべての予定がほぼキャンセルになりました。
おかげで時間がたっぷり発生しました。
テレビに釘付けの何日かの後、その反動でテレビ離れが進みました。
時間はできましたが、何かをやる気にはなりませんでした。
そのうちに、みんな被災者支援で動き出しました。
私の友人知人も、それぞれに動き出しました。
相談も増えてきました。
引潮の後に、大きな波が寄せてくるのに似ています。
今日も日曜日なのに、みんな動き回っています。
私は在宅ですが、メールや電話が届きます。
ネットの発達で、いまでは自宅でもできることがたくさんあります。
最近、フェイスブックをはじめましたが、その威力を今日は実感しました。
プロジェクトの準備で仙台に行った友人に、仙台の知人を紹介したのですが、電話したが連絡が取れないというのです。
もしかしたらと思い、フェイスブックを開きました。
その人が現在いる場所と状況がわかりました。
千葉にいる私が仙台にいる3人の人をつなげられたわけです。
まるでテレビを見ているようです。
話がそれましたが、311以来、周辺の人の動きが変わったような気がします。
気のせいかもしれませんが、どうもおかしいのです。
ダウンした人もいますし、元気になった人もいる。
いずれにしろ、これまでの延長ではないような気がします。
なにやら「日常」のままではいけないと思い出しているのかもしれません。
被災者は全国にいるという人が増えました。
それを実感する毎日です。
29日に、東北応援をテーマにした集まりを開くことにしました。
若者や女性たちの行動力には驚くばかりです。
よかったらお越し下さい。
私は、私にできることに取り組もうと思います。
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