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2011/04/28

■節子への挽歌1333:バランスの崩れ

節子
風邪をひいてしまいました。
最近、生活のリズムが乱れていたので、注意しないといけないと思っていた矢先でした。
風邪といってもたいしたことはないのですが、心身のバランスがどうもとれません。

人の心身は微妙なバランスの上に成り立っています。
同じように、人の生活はさまざまな要素のバランスの上に成り立っています。
それを痛感したのは、節子を見送ってしばらくしてからです。
1年ほどだったでしょうか。

心身のバランスは、老いとともに少しずつ乱れていきます。
同じように生活もそうです。
心身と生活は深くつながっていますから、老いとともに、それまでの生き方を変えていかねばいけません。
それが自然にゆっくりと進めば、それを素直に受け入れられもするでしょう。
伴侶がいれば、お互いに支えあいながら、老いを楽しむこともできるかもしれません。
しかし、私の場合は、残念ながらそういう状況にはなれませんでした。
節子と一緒の生き方に埋没しすぎてしまっていたからです。
それこそが私の幸せだったのですが。
津波で奥さんを亡くした人が、「もう少し一緒に歳を重ねたかった」としみじみ語っていましたが、共に歳を重ねる幸せを多くの人は気づいていないのかもしれません。

微妙なバランスの崩れは、地震の余震のように、時々フッと意識させられます。
そんな隙間に、風邪がやってきたのかもしれません。
軽い風邪なのに、心身のバランスの崩れを大きく感ずるのはなぜでしょうか。

社会のバランスの崩れとも連動し、増幅されているのかもしれません。
バランスは、とても大切です。

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