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2011/04/13

■「原発がこんなに恐ろしいものだとは思わなかった」

テレビを見ていたら、たぶん漁業関係者だったと思いますが、「原発がこんなに恐ろしいものだとは思わなかった」と言っていました。
驚きました。
広島と長崎に原爆が落とされたことは日本人であれば知っているでしょう。
にもかかわらず、原発が安全だなどと思う人がいるのです。
いや、これまではそういう人のほうが多かったのかもしれません。

そう思うのは、原爆と原発は別物であり、原発は安全だというお上の言葉を信頼したからでしょうか。
しかし、お上(国家)が嘘をつくものであることは、戦争体験の中で思い知らされたはずです。
あるいは、大学教授が原発は安全だと保証してくれたのを信じたのかもしれません。
しかし、国家の雇用人である大学教授の言動は、水俣病などで明らかにされています。
彼らの多くは、雇用してくれている国家や財界には背きません。
マスコミの報道を信じていたのでしょうか。
マスコミがいかに間違った世論を作り出すかも、きちんと生きている人ならわかっているはずですが。

要は、自分では何も考えていないことの表れでしかありません。
「原発がこんなに恐ろしいものだとは思わなかった」などと今さら言う人を見ると、蹴飛ばしたくなります。
ましてや、福島県の現知事が東電に怒りをぶちまけるのを見ると、蹴飛ばすどころか頭をかち割りたくなります。
せっかく前知事が抗議していたのを、あなたはどうしたのですか、と言いたいです。

政府はいまなお、安全だと言っています。
誰かが「安全だ」と言うのは、安全でないからです。
そろそろそれくらいは、私たちは学んでもいい頃です。

司馬遼太郎がいたら、何と言うでしょうか。
日本はまた「つまらない国」に戻ってしまったのだろうと言うでしょうか。

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