■それでもまだ原発に期待するのですか
こういう状況になってもなお、これからも原発が必要だと考えている人が過半数をしめるというのが、最近の世論調査の結果だそうです。
これには驚きました。
私自身は、おそらく30年後には原発は日本からなくなっていると思っていましたが、むしろ若い世代に原発期待が多いと知ってぞっとしました。
人はひとたび洗脳されるとなかなか変わらないのでしょうか。
それにしてもいまもまだ原発は発電コストが安いという人がいます。
経済的に見ても、原発コストがいかに高いかは、今回の事件で明らかになったと思っていましたが、どうもそう思っていない人が少なくないようです。
電力不足もまだ危機感を持っている人が少なくありませんが、電力不足など起こるはずがないと私は思っています。
地震後の計画停電にしても、おそらく必要なかったように思います。
もちろん計画停電によって、節電意識や生活の見直し気運が高まったのはいいことです。
おそらく電力会社にとっては両刃の剣だったでしょう。
地震が起きた頃、時代の流れが変わるだろうと思っていたのですが、最近少し不安になっています。
むしろ時代は悪い方向に向かうのではないか、そんな気さえしてきました。
私が疲れてきているからでしょうか。
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