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2011/05/02

■読者から届いた1冊の本

ホームページやブログをやっていると、いろいろな出会いがあります。
フェイスブックとはまた違った出会いです。

ホームページ(CWSコモンズ)に書いたのですが、先週、オフィスに1冊の本が届いていました。
郵送ではなく、直接届けてくださったのです。
郵送は時々ありますが、直接届けてくれた人は初めてです。
しかし、残念ながら私は不在でしたので、ポストに本とメモが残っていました。

本は安田好弘弁護士が書いた「死刑弁護人」です。
ホームページに少し詳しく書きましたが、私のブログの「光市母子殺害事件」記事に対してのアドバイスが、本を届けてくれた目的のようです。
マスコミ報道やネット情報だけでは偏っているとアドバイスしてくれました。
安田弁護士は光市母子殺害事件の弁護士です。
私は、ブログで感情的に安田弁護士を批判しています。

自分で書いたブログ記事を読み直してみました。
品格を欠く文章で、恥ずかしい限りですが、そもそもこのブログは、感情をできるだけそのまま書くことを心がけていますので、仕方ありません。
その時は、そう思ったのです。
私が大切にしているのは、いつも「その時の気持ち」です。
気持ちは時間と共にどんどん変わりますが、ツイッターのように、その時の気持ちを書いておくことが、私には大切なのです。
間違った自分、取り繕わない自分、そうした中にこそ、私がいるような気がするからです。
一度だけの人生ならば、できるだけ私の人生を生きたいからです。

「死刑弁護人」の序章は、光市母子殺害事件の安田弁護士からの報告でした。
特に新しい発見はありませんでしたが、安田弁護士の姿勢は少し理解できました。
残念なのは、もししっかりと真相を伝えたいのであれば、個人プレイではなく、制度的な対応をすべきだったと思います。
そうしたことのために日弁連はあるのだろうと思います。

わざわざこの本を届けてもらったのに、私の考えは変わりませんでした。
本を届けてくださった方に、そのことをお伝えしたいのですが、メモに書いてあったアドレスにメールしても戻ってきてしまいました。
もしかして、このブログを読んでもらえるかもしれないと思い、あえて記事にさせてもらいました。

ちなみに、フォーラム90の機関誌も同封されていましたから、その方は死刑制度反対の取り組まれているようです。
私も死刑制度は反対ですから、そうした活動には参加してもいいと思っていますが、残念ながら安田弁護士たちのやり方には参加できない気がします。
それに、死刑制度だけではなく、いまの司法のあり方を変えなければいけないと思っています。
司法改革は、裁判官のためでも弁護士のためでも検察官のためでもなく、誠実に生きている人たちのためのもの、平安な社会のためでなくてはいけません。
私にとっては、裁判官も検察官も弁護士も、みんな同じ仲間に見えます。
お互いに批判しあっている限り、司法改革は実現しないでしょう。
そんな気がします。

本を届けてくださったSさん、お会いできればと思っています。

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