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2011/05/24

■事件の連鎖

陸山会土地取引事件の公判で、水谷建設の元運転手が「社長をホテルに送った記憶ない」 と証言しました。
元運転手は検察がむりやり証言を改竄したと主張しています。
この事件は小沢事件につながります。
小沢事件がもしなかったら、今の政府は管政権ではなかったかもしれません。
あるいは菅首相の対抗馬として、小沢議員が考えられたかもしれません。
国民の小沢嫌いは、これほどまでになっていなかったかもしれません。
検察の不当行為が、私は今の日本の国難の出発点だと思っています。
昨今の原発事故対応の不手際もまた、この事件と無縁でないでしょう。

私は小沢さんの政策や政治手法は好きではありませんが、今の時期には首相になって欲しい人です。
小沢さんだったら沖縄も原発事故対応も全く違ったものになったように思います。
いずれも今はアメリカのいいなりのように感ずるのです。
孫さんのような儲け主義の人は歓迎するでしょうが、私にはやりきれません。
たとえ反原発であっても、孫さんの金銭経済至上発想は変わらないような気がします。
それを象徴するのは、孫さんのメガソーラー(大規模太陽光発電所)構想です。
いま見直すべきは、そうした「メガ発想」だと、私は考えています。
思想や技術の本質をどこに見るかは、人によって違うでしょうが、規模や速度は重要な視点ではないかと思います。

話を戻します。
同時代におけるさまざまな事件はつながっています。
これまで安全だと言っていた浜岡原発が突然停止されたりすることをみればすぐわかりますが、個々の問題は個々の世界で解決するのではありません。
浜岡原発反対のデモが原発の運転を停止させたわけではないでしょう。
もっと大きな構造の中で、事は動いています。
浜岡停止の背後にはアメリカ政府がいると言う人もいますが、それも含めて、大きな時代の物語や風潮が個々の事件の動きを左右します。
別個の事件だと思われる事件のつながりを考えると、世界はまた違った様相を見せてきます。
新聞の片隅に小さく載せられた事件から、大きな構造が見えてくることもあるように思います。

陸山会土地取引事件の裁判がどう進展していくかに注目したいと思います。

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