« ■収奪の経済 | トップページ | ■節子への挽歌1426:「長い旅を共にしている節子」 »

2011/07/29

■原発技術の輸出は認められるべきか

新聞報道によれば、日本が受注を目指しているトルコの原発建設計画から東京電力が撤退することになったそうです。
経済産業省は諦めていないようですが。
また、官民で受注したベトナム向け原発事業に対しても、東京電力の立場は微妙のようです。
こうした動きには、大きな違和感を持ちます。
日本はまだ世界に原発を広げようとしているのです。

日本における脱原発や「減原発」の本意がよくわかります。
要するに政府は原発を推進したいと思っているわけです。
これほどの惨事を起こしてもなお、原発の意味がわかっていないとしか思えません。

ブラウン管テレビの不法投棄が急増しているようです。
日本の原発輸出政策は、どこかそれを思い出させます。
しかし、テレビの不法投棄は土壌の鉛汚染を起こし、結局は私たちの生活に戻ってきます。
原発をいかに海外に持っていっても、原発事故から逃れることにはなりません。
国内の原発を減らす事は、同時に原発輸出を止めることでなければ意味がないように思います。
マスコミは、こうした動きをもっと大きくとりあげてほしいです。

|

« ■収奪の経済 | トップページ | ■節子への挽歌1426:「長い旅を共にしている節子」 »

経済時評」カテゴリの記事

マスコミ時評」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: ■原発技術の輸出は認められるべきか:

« ■収奪の経済 | トップページ | ■節子への挽歌1426:「長い旅を共にしている節子」 »