■「僕が政治家になったわけ」
今日は民主党代表選だったので、予定を変更してもらい、終日、わが家でテレビを見るつもりでした。
10時半くらいから見始め、11時からの5人の候補の演説はすべて見ました。
しかし、「青年の主張」のようで、退屈で、途中からフェイスブックでそうした感想を流しながらの、いささか真面目さを欠く視聴態度になっていきました。
一緒にテレビを見ていた娘は、まるで「僕が政治家になったわけ(理由)」のスピーチコンテストだねとか、中学生日記みたいだとか、私よりも辛らつでした。
予想通りの2人が残り、決選投票になりました。
その段階で、多分ほとんどの人が野田さんが勝利すると思ったと思います。
野田さんも、それを確信していたような力強いスピーチを最後にしました。
そこであまりにも退屈なテレビを見るのをやめましたが、しばらく外出して戻ってきたら、予想通り野田さんが代表になっていました。
またしても小沢さんは間違ってしまったわけです。
よりによって、なんで海江田さんを支持するなどといったのか。
一番傀儡政権にしやすいと思ったのでしょうが、残念ながら小沢さんには私も失望しました。
自信がなくなっているのでしょうか。
小沢さんが海江田さんを指示すると発表した段階で、私の小沢さんへの期待は終わりました。
日本はおそらく奈落に向かってもう少し突き進むのでしょう。
そんな気がします。
野田さんも馬淵さんも良い人なのでしょう。
そう思います。
前原さんのように、この国をおかしくするとは思えませんが、今日の最初の演説、「僕は政治家になったわけ(理由)」を聴いていて、なにやら力が抜けてしまいました。
そんな話はどうでもいいのであって、「私が政治家として目指したいこと」が語れない実務家は、官僚と同じです。
脱官僚は、まず自らの発想から始めなければいけないのではないかと思いました。
しかし、これで日本の政治には質感が少しは戻ってくるでしょう。
東北の状況も改善されるでしょう。
なによりもいいのは、管首相の顔をテレビで見なくてすむことです。
これでゆっくりテレビのニュースが見られます。
しかし今日は充実感のない1日でした。
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