■節子への挽歌1464:リセットの日
節子
ユカの友だちのAさんが、今年もまた献花に来てくれました。
私は出かけていて会えませんでしたが、毎年、花を供えにきてくれます。
帰宅したら、位牌の前に供えられていました。
節子は、娘たちの友だちにも印象をいろいろと残しているようです。
うれしいことです。
今日はもう一つ、節子がらみのことがありました。
私も知っているTさんから手紙が届きました。
夏の暑さが少し和らぐ9月3日は、私にとってはリセットの日です。節子が彼岸に旅立ってから4年経ちますが、こうして今も思い出してくれる人がいます。
自分に「ちゃんとやってる?」ときいてみる反省の日になったんです。
節チャンのおかげですね。
私にも、それはとてもうれしいことです。
亡くなった後にこそ、その人の生き方は見えてくるのかもしれません。
私の場合はどうでしょうか。
4回目の命日を思い出してくれる人はいるでしょうか。
あまり自信はありません。
生き方を変えなければいけません。
思い出してもらう必要はないのですが、思い出してもらえるような生き方をしなければいけません。
人に役立つという意味では、私のほうが節子よりも役立っていると思います。
でもたぶん大切なのはそんなことではありません。
もっと大切なことがあるのでしょう。
それが何なのか、まだわかりませんが、節子にあって私にないものが、きっとその答えです。
私が節子に惹かれつづけているのは、その「何か」なのかもしれません。
それがわかれば、私もリセットできるのですが。
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