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2011/10/18

■節子への挽歌1507:前世で徳を積んでいたようです、もしかしたらですが。

久しぶりに東海道新幹線に乗りました。いま米原を過ぎて滋賀に入りました。
1年ぶりかもしれません。
車窓の風景をみているとさまざまなことが思いだされます。
節子の両親は滋賀に住んでいましたので、毎年、何回かは私も米原で降りました。
米原から京都までの車窓風景も見慣れたものです。
節子に最初に会ったのも大津でしたし。
(ここまでは車中で)

今日は私が取り組んでいるコムケアの関係者とお会いするための旅です。
心の通った相手ばかりなので気楽な旅で、むしろ私にとっては元気回復の旅なのです。
しかし、そのテーマはいずれもかなり「重い」ものですが、重いテーマであればこそ、明るく軽やかに取り組む必要があります。

最初は京都でした。
私よりも高齢なのに私よりも段違いに元気で柔軟な高林さんとその仲間の福井さんと会いました。
その後、少し時間があったので、東本願寺の阿弥陀堂に立ち寄りました。
少しばかりミニ瞑想しましたが、さまざまな人がさまざまなスタイルで祈っています。
大きな広間の阿弥陀堂は、とても安堵できる空間です。

つづいて大阪へ。
最近、NHKがドラマ放映した「経営の神様」の神様の松下むめのさんに絶大な信頼を得ていた松本さんにお会いしました。
ようやくむめのさんのすごさが話題になりだしましたが、どんなにがんばっても、男は女に勝てません。

夜はコムケア活動を応援している住友生命の皆さんと会いました。
節子を見送って、精神的にはどん底にいたときに、私に会いにきて、ともかく応援するからと言ってくれた的場さんが、佐藤さんも元気になりましたね、と言ってくれました。
当時を思い出しました。

私が社会から隠棲せずにすんだのは、コムケアの仲間のおかげです。
改めてそう思いました。
それにしても、どうして私は、こんなに良い人にばかり恵まれているのか。
もしかしたら前世で私はよほど良いことをしてきたのではないかと思います。
そうでなければ、こんなにみんなが支えてはくれません。
来世もみんなから支えてもらえるように、もう少し現世で仕事をしなければいけないのかもしれません。
本当は、節子と一緒にそれをしたかったのです。
一人で取り組むのは少しきついこともありますが、節子の分までがんばらなければいけません。
彼岸に早く行きたいなどと思ってはいけませんね。
はい。


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