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2011/10/11

■小沢一郎 VSフツ―の市民座談会

10月2日に市民組織「ネットメデイアと主権在民を考える会」が、小沢一郎さんをゲストに「小沢一郎 VSフツ―の市民・第2回座談会」を開催しました。
そのすべてが、ユーストリームで公開されていますので、ぜひ多くの人に見てほしいと思い、紹介させてもらいます。
http://www.ustream.tv/recorded/17634204マスコミでもその一部が流れていたようですが、ぜひ全編を見てほしいです。
ちょっと長いのが難点ではありますが、それだけの価値はあると思います。
座談会が終わった後に、小沢さんとスタッフの方たちとのやりとりがありますので、そこもぜひ見てください。
1時間半と長いのですが、政治の主権者としては、決して長い時間ではないように思います。

この全編を見てもらうとわかるのですが、小沢さんのマスコミの捉え方がわかります。
マスコミに情報を提供することは、都合よく編集されて決してその先には伝わらないと思っているのです。
むしろマスコミに情報を提供する事は、事実を隠すことになるということです。
世間の常識とは反対なのです。
そして、私もその考えに全く共感します。

昔は私も少しは新聞の取材を受けたことがあります。
ところが新聞に出てくるのは、私が話したこととはほぼ無縁、あるいは反対の意味合いになっていることが少なくありませんでした。
あまりにひどかった、ある全国紙の記者には苦情のファックスを出しました。
当時はメールがまだほとんどなかった時代です。
そのファックスが彼女の上司の目にとまったのだそうです。
彼女は私に恨みのファックスを送ってきました。
反省の気など全くないわけです。

マスコミではないですが、ある雑誌の取材を受けました。
かなり長い特集記事にしてくれたのですが、送られてきた原稿を見て驚きました。
改ざんもいいところです。
編集者に連絡し、録音していたはずなので聴いてほしいといいました。
編集者はテープを聴いて納得し、。記事を全面的に書き直してくれました。
これは雑誌だから事前に見せてもらえたのでできたことです。
マスコミの新聞やテレビは、ますそんなことはしません。
彼らにとっては、自分たちが編集した結果が「事実」なのです。
ちなみに、私は一度だけ、事前に原稿を見せてもらったことがありました。
その記者とは、今も付き合いが続いています。

話がずれましたが、小沢さんはこの座談会で、陸山会事件の裁判や原発事故への対応について話しています。
対談の相手は、「フツーの市民」ですが、基本的には小沢さんを支持している人たちのようです。
そこに限界があるかもしれませんが、だからこそ小沢さんの考えを引き出しやすいという面もあります。
小沢さん嫌いな方も多いと思いますが、ぜひとも見ていただき、辛らつなご意見でも結構ですので。聞かせていただければうれしいです。
今回は4月の座談会以来、2回目の放映ですが、もしかしたら、これからはショートタイムのものが定期的に放映されるかもしれません。

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