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2011/11/18

■節子への挽歌1538:昔はよかった、のか?

節子
椿山荘で、山城経営研究所の25周年の集まりがありました。
そこで久しぶりに昔の受講生などにお会いしました。
いまでは社長になっている方も少なくありません。

ところで以前、湯島のオープンサロンに来てくださった人がいました。
もう会社は引退されている方です。
その人が後輩だといって社長を紹介してくれました。
そして、私のことを、「佐藤さんもお酒が大好きだから」と言ってくれたのです。
実は私は下戸で、ほとんどお酒は飲めません。
それで急いで訂正させてもらいました。
そうしたらその人が言うのです。
では人に振る舞うのがお好きなのですね、と。
そんなことはないのですが、返事に困っていると、その人はこう言いました。
以前、湯島のサロンに参加させてもらったら、海保も取らずに飲み放題、食べ放題でしたよ、と。

たしかに節子がいた頃はそんな時期もありました。
毎月のオープンサロンは、ビール飲み放題でした。
食べ物も節子がそれなりに用意してくれていました。
最もその頃からお金はあんまりなかったので、節子は苦労していたかもしれません。
それに参加者がいろいろと持ち込んできてくれました。

いまはビールではなくコーヒーサロンです。
しかも会費までもらっています。
むかし参加していて人がいたら驚くでしょうね。

節子がいなくなって変わったこともあるのです。
最近のサロンには女性はあんまり参加しません。
そういえば、昨日書いた黒岩さんはサロンの常連でした。
ほかにも女性の常連はいましたが、節子がいなくなってからぱったりこなくなりました。
それに参加者も昔に比べて圧倒的に少ないです。
それになにかちょっと明るくないですね。
来年から少しまたサロンのあり方を考え直したほうがいいかもしれません。

昔の人に会うと、またいろんなことを思い出しますが、節子のことも時々話題になります。
うれしくもあり、さびしくもあり、です。

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