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2011/11/11

■節子への挽歌1531:男性の時代の終焉

節子
今日は湯島にも行かずに、国会中継を見てしまいました。
TPP審議の中継番組です。
それを見ていて、男性と女性の問題の捉え方の違いを感じました。
質問に立つ議員も、男性と女性がいましたが、私がとりわけ共感を持てたのは女性議員の質問の視点でした。

まあそれは性差と言うよりも個性や立場だということかもしれませんが、私にはやはり「女性」の目線や論理を感じました。
それがこれまでの経済や政治に欠けていた点だと、私は思っています。

応答する閣僚には女性(小宮山厚労相)もいましたが、主に応答していたのは野田首相、枝野さん、安住さんでした。
明らかに男性的な応答でした。

話が飛躍しますが、私たちは結婚から20年ほどは、たぶん私が主導権をとっていました。
主導権が節子に移ったのは、20年を超えてからです。
私の考え方や生き方も変わりました。
政治の見方も経済の見方も変わったと思います。
節子の影響を受けたからではありません。
影響という面では、節子は私の考えに強く影響されましたし、最後まで私の考えを信頼し、基準にしていたような気がします。
しかし、実は私自身は節子と話しながら、あるいは行動を共にしながら、自らの生き方が変わってきたのを感じていました。
大雑把に言えば、理屈より感性、社会より家族や仲間、知識より生活、概念よりも現実、といったように価値の置き所が変化したのです。

節子は気づかなかったでしょうか、節子から私が学んだことは山のようにあります。
節子と一緒に暮らしていなかったら、私の生き方も価値観も間違いなく違ったものになったでしょう。
私自身に素地はあったと思いますが、それを引き出してくれ、自信を与えてくれたのは節子です。
節子がいなくなってから、そのことがよくわかってきました。
それを節子に言葉で伝え、感謝の念を表わせなかったのは、とても残念です。

男性の政治の時代は終わったのではないか。
それが今日の国会中継を見ての感想です。

夜になって、野田さんがTPP交渉への積極的な姿勢を表明しました。
金融ビッグバンも郵政民営化も、保険法の改正も、なにも総括されていないままに、また日本での暮らしは、その延長に向かって行くようで心配です。

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