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2012/02/06

■家庭を壊す裁判官

子どもの連れ去り・引き離しが最近増えているそうです。
離婚によって、わが子との交流を一方的に断たれた親が悲観して自殺するケースも起こっているそうです。
そうしたことも踏まえ、離婚時に子どもとの面会交流の取り決めを定めることをうたった改正民法が今年5月成立しました。
当時の法務大臣江田さんは、国会で、
「たとえ別れた元夫、元妻との交流であっても子の健全な育成のためには重要」
「例外はどんな場合でもありうるが、(面会交流の実現に)努力をしようというのが家庭裁判所の調停または審判における努力の方向だ」と国会で明言しています。
最高裁の豊澤佳弘家庭局長も、「子どもの健やかな成長、発達のために双方の親との継続的な交流を保つのが望ましい」と答弁したそうです。
ところが、そんなことなどどこ吹く風かとばかり、子どもの連れ去り・引き離しを言い渡す裁判は後を断たないようです。

週刊朝日の2011年12月23日号に、『「子ども連れ去り」で飛び出した裁判官の“トンデモ”発言』と題した記事が載りました。
上記の文章は、そこから引用させてもらったものです(書き変えていますが)。
そこで取り上げられている裁判官は、若林辰繁裁判官です。
この分野では何回も問題を起こしている裁判官のようです。
ネットで調べるといろいろと出てきます。

週刊朝日の記事を、長いですが、引用させてもらいます。

自身の離婚審判に臨んでいた30代の父親は、改正案が審議された国会の会議録などを示し、
「子どもの利益を第一に考えた審査をしてほしい」と、担当の若林辰繁裁判官に訴えた。
 ところが若林裁判官は、こう言い放ったという。
「法務大臣が国会で何を言おうと関係ない。国会審議など、これまで参考にしたことは一度もない」
父親は驚いた。司法は立法府から独立した存在であるとはいえ、裁判官は立法者、すなわち国会が定めた法律に拘束される。憲法にもそうあるではないか。
「立法者の意思をまったく無視して法解釈していいと判断する根拠はなんですか。司法は立法府より上の立場ということですか」
こう食い下がると、若林裁判官は、「あなたと法律の議論をするつもりはない」と、その場を立ち去ってしまったという。

この父親は昨春、3歳の娘を妻に突然、連れ去られて以来、妻側から身に覚えのないDVで訴えられ、疑いは晴れたものの、その後もわずか数時間の面会を何度か許されただけだ。もう1年以上、会っていない。

以下は週刊朝日の記事を読んでください。

先週、その若林裁判官によって、実際に家庭を壊されたMさんに会いました。
裁判時に提出した資料の一部も見せてもらいました。
Mさんは自らをDV冤罪の被害者だと言っていますが、見せてもらった資料などから、そのことがかなり納得できる話でした。
裁判所は正しい判断をしてくれると、Mさんはそれまで思っていたようですが、いまは裁判への不信と怒りで、自らの人生までをも壊されているようです。
話を聞きながら、私も若林裁判官に不信を持って、ネットで調べたら、同じような目にあっている人が他にもいることがわかりました。
Mさんは若林裁判官を起訴しましたが、棄却されています。
裁判官は多くの場合つるんでいますから、Mさんには勝ち目は少ないでしょう。
「正義」を語る人ほど、正義を私物化しているものです。

週刊朝日の記事に書いてありますが、若林裁判官は司法の世界でも問題になっているようですが、どうしようもないようです。
痴漢事件にしろDV事件にしろ、私は冤罪が多いのだろうと言う気がしていますが、泣き寝入りしている人は多いでしょう。
しかし確実に家庭と人生は壊されます。
Mさんは、裁判にはお金がかかるので続けられないと言っていました。
家も手放さざるを得ないようです。
制度で守られた裁判官の暴政に、弱い庶民はどう立ち向かったらいいのでしょうか。
私のできることは、そうした事件が起こっていること、そうした裁判官がいることを、一人でも多くの人に知ってもらうことくらいです。
そして、Mさんが怒りから解放されることを祈っています。
とんでもないことをして、若林裁判官と同じような人間にならないことを祈るばかりです。

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