■節子への挽歌1702:タケノコ三昧
三昧といえば、いまもう一つの三昧があります。
この季節は毎年なのですが、タケノコ三昧です。
私はタケノコ料理が大好きです。
ところが今年は福島の原発事故による放射線汚染で、周辺のタケノコがほぼすべて出荷停止になってしまいました。
そのため、わが家の食卓にはタケノコ料理が並ばないでいたのです。
今年はあんまり食べられないかなと思っていました。
ところが連休の直前に、福井にいる節子の姉からどっさりとタケノコが送られてきました。
いつもならおすそ分けするところなのですが、今年は半分以上をわが家で独占してしまいました。
それでこの数日、毎日、タケノコ料理です。
今日はタケノコの煮物とタケノコご飯とタケノコのキッシュです。
節子が元気だった頃、いろんなタケノコメニューをやってくれたおかげで、いまも娘たちがそれを引き継いでくれているのです。
わけのわからないタケノコカレーなどと言うのもありました。
ユカが、お母さんがせっかく料理を教えてくれたのだから、自分で少しは料理したらといいますが、やはり料理してもらったものを食べるのが私の性にあっています。
さて、明日はどんなタケノコ料理でしょうか。
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