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2012/06/07

■孤立死防止のためのデイコールシステム

孤立死が増えています。
それはまさに社会の象徴と言ってもいいかもしれません。
その孤立死防止の活動に長年取り組んでいるのが、大阪のNPO法人デイコールサービス協会の松本敏さんです。
松本さんは、先ほど、テレビで放映されたドラマ「神様の女房」のモデルになった、松下幸之助の奥様のむめのさんから、直々に教えを受けた人です。
以前は、松下家の警備などを任されていましたが、むめのさんの言葉に動かされて、「人のいのち」を守ることをライフワークにし、そこから創案してきたのが、デイコールシステムです。

松本さんは、人を元気にするのは、会話の力だと考えています。
たとえ電話を通してでも、肉声で会話する事が、命を通わせあうことだというのです。
そこで、毎日、定時刻の自動発信で開始される短時間内電話交信により、人間同士の肉声を通して心の交流を継続実施するシステムを開発しました。
それが、デイコールシステムです。
停電になっても使える従来型の固定電話が基本になっています。

毎日の定時の肉声による呼び掛けが精神的刺激となり、人間の生体時計を調整し甦らせ「認知症予防」にも役立ちますし、高齢者や災害弱者など、「人の安否確認」もでき、独居高齢者の「孤独死防止」や核家族の「孤立死防止」に役立つ、と松本さんは考えています。
すでに枚方市で数年前にモデル的な事業展開もやっています。
その時は、在宅医療への導入を目指して、在宅患者154人を対象にして、デイコール問診用電話機を設置したそうです。
そうした社会実験から、松本さんは。デイコールシステムは在宅医療に限らず、予防的なものも含めて、人のつながりを育て、地域社会を元気にしていくために活用できるのではないかと考え出したのです。
しかしなかなか広がっていきません。
ハード的なシステムは完成していても、それを使い込む地域社会がなければ展開のしようがありません。

私はこれまで何回も松本さんからお話をお聴きしています。
ですから概念的には理解していますが、実際にどうしたらいいか、動けずにいます。
自分の住んでいる地域も含めて、いくつかの自治体行政に働きかけたこともありますが、私の説明能力の欠如から、なかなか関心を持ってもらえません。
そこで、今度、孤立死防止のためのデイコールシステムの活用を考えるフォーラムを開催することにしました。
私ひとりでは、いささか心もとないので、一緒にやってくれる人を集めることにしました。
仲間が3人集まったらスタートします。
ともかく小規模でもいいから、動き出そうと思います。
関心のある方、ぜひ参加してくれませんか。
私にメールをいただければうれしいです。

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