■節子への挽歌1749:電動草刈り機
節子
電動草刈り機を買いました。
とても自力では、家庭農園の維持は無理だからです。
節子のように、継続的に世話をする人がいないと、あっという間に雑草が生い茂ります。
それでまあネットで購入したわけです。
しかし、きちんとしたものではなく、一番安いものを買ってしまいました。
最近わが家はお金があまりなくなっているからです。
ところが送られてきた電動草刈り機を見て、少し不安になりました。
プラスティック製で、使ってしまったらすぐに壊れてしまいそうです。
節子がいたら、どうせ買うならちゃんとしたものを買わないといけないというでしょう。
使うと壊れそうな電動草刈り機だったので、使うのをやめていました。
それを今日、急に使いたくなりました。
今日は、台風が日本列島を直撃しています。
しかし、午前中、わが家の周辺は晴れていました。
出かける前に一汗かこうと思い立ったのです。
なにやら身体を動かさないとやりきれないような、そんな気分もあったからです。
やってみました。
何とか使えましたが、どうも頼りないのです。
鎌でやったほうが早そうです。
しかし、小さいとはいえ、家庭農園は大変です。
節子がやっていたことの大変さは、いなくなってからよくわかります。
午後から雨が降り出しました。
いまは風も強く、各地での被害も出ているようです。
いつもなら台風の風の音を聞くと元気が出るのですが、最近どうも元気が出ません。
挽歌もなかなかコンスタントに書き続けられません。
パソコンに向かうのが、どうもおっくうになってきてしまいました。
困ったものです。
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