■廃墟を見ても学ぶ能力のない日本
タイトルの「廃墟を見ても学ぶ能力のない日本」というのは、雑誌「世界」の今年の1月号で、ドイツの倫理委員会の報告書を紹介した。東京経済大学教授の三島憲一さんの言葉です。
三宅さんによれば、そうしたイメージが世界に広がりだしているというのです。
昨年末にこの文章を読んだ時には、そんなことはないだろうと思っていましたが、昨今の動きを見ていると、まさに子の言葉は真実を言い当てていたと思わざるを得ません。
そう思って、また倫理委員会の報告書を読み直してみました。
これは繰り返し読む価値があります。
最近はネットでいくつかの翻訳が読めますので、まだお読みでない方はぜひお読みください。
たとえば、
http://www.enecho.meti.go.jp/info/committee/kihonmondai/3rd/3-82.pdfにあります。
世界にとって、北朝鮮の核兵器と日本の原発と、どちらが大きな災いでしょうか。
もしかしたら日本かもしれません。
最近、北朝鮮を非難する気になれなくなってきました。
今日は国会中継を観ていましたが、現在の政権はひどいと感じました。
北朝鮮の政府のほうが、もしかしたら、優れているのかもしれない。
そんな気がする首相や閣僚の対応でした。
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