« ■節子への挽歌1774:出不精 | トップページ | ■節子への挽歌1775:昼寝の場所 »

2012/07/25

■無駄遣いの時代から抜けられない無念さ

また無駄遣いの時代が再開されそうです。
心しなければいけません。

今日、大飯原発4号炉が本格稼動しだしました。
これで、いわゆる「節電目標」は有名無実になりました。
名目の目標値も引き下げられていますので、また過剰消費が加速されることは言うまでもありません。
前にも書きましたが、「節電」の実体は、「過剰消費を押さえる」と言うことですが、この戦略的な言葉にみんな騙されています。
もし本気で持続可能な社会とか幸せ重視を考えているのであれば、電力の過剰消費を正す絶好の機会でしたが、私たちはその好機を活かせませんでした。
「節電」は「過剰消費」と同義語であることに気づかなければいけません。

同じ構図は、財政危機の克復にもあります。
財政赤字が巨大になり、財政構造を見直す絶好の機会でした。
しかし消費税増税の中で、財政構造は変えられず、行政の無駄もまた加速されるでしょう。
すでに昨日の国会では税金の無駄遣い政策が堂々と議論されだしています。
消費税増税が時代の流れなどと言っている人たちは、それに加担したとしか言えません。
国民の多くも、消費税増税はやむなしなどとバカ丸出しの発想しかできなくなっています。

電気料金も値上げです。
これもまた信じられませんが(私は電気代はもっと高くていいとは思っていますが)、電力業界の無駄遣いは止まることはなさそうです。

つまり、みんな相変わらず「無駄遣いの時代」に生きたいのですね。
わたしの周りの人の多くも、ほとんどが口とは裏腹に、そういう生き方から抜けられずにいるようです。
せめて、私だけでもと思って、今まで通りの生き方を守っていますが、それにしても今日は暑いですね。
暑い時には、無理をしないで昼寝をしましょう。
わが家の愛犬も、クーラーw-をつけていないのに熟睡しています。
彼を見習おうと思います。

|

« ■節子への挽歌1774:出不精 | トップページ | ■節子への挽歌1775:昼寝の場所 »

社会時評」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: ■無駄遣いの時代から抜けられない無念さ:

« ■節子への挽歌1774:出不精 | トップページ | ■節子への挽歌1775:昼寝の場所 »