■竹島問題
今日は終戦記念日です。
マスコミはいろいろと特集を組んだりしていますが、もう遠い昔の話になってしまいました。
しかし、過去ではなく未来を見れば、意外とそちらのほうが近いのかもしれないと思うほど、世界は乱れてきています。
統治する仕組みが壊れだしているような気がします。
そうした当地の緩みの中で、領土問題がいろいろとにぎやかになってきています。
土地を私的所有するという発想になじめない私としては、領土問題もまた、なかなか理解できません。
すべての土地は、地球からの借り物であり、所有地といえども所有者の勝手にはできないと私は思っています。
それはそれとして、竹島に関しては韓国大統領の言動が世間を騒がせています。
日本の所有権はサンフランシスコ講和条約でも確認されているようですが、1951年以降、韓国が軍事的に占有しているのも事実です。
半世紀以上にわたり、韓国の占有が続いていることを私は知りませんでした。
それにしてもなんで誰も住んでいない島を巡って、みんなこれほど騒ぐのでしょうか。
これはたぶん「国家」という制度のせいでしょうが、政府が騒ぐのはともかく、底にいったこともない人がどうして関心を持てるのかが私は理解できません。
韓国では、以前、そんなに問題になるのなら島を爆破してしまえという主張もあったようですが、なかなかいい案です。
そんな騒ぎで人身が怪我をしてはつまりません。
オリンピックで竹島は韓国のものだというメッセージをした選手が問題になっていますが、国家という制度はまことに恐ろしい魔力を持っています。
そろそろ「近代国家」の呪縛から自らを解き放さなければいけません。
反応が恐ろしいですが、終戦記念日に、私が思ったことのひとつです。
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投稿: noga | 2012/08/15 18:57