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2012/08/07

■原発推進者の首相が大きな顔をして座っている式典には失望しました

野田首相は昨日、関係閣僚に「将来の原発比率をゼロにした場合の課題を整理し、どうしたら克服できるか検討してほしい」と指示したといいます。
驚くべき話です。
これまでそんな基本的なこともやっていなかったのか。
まさに現政権は、脱原発などまったく考えていないことの証拠です。
明日、首相は「脱原発」抗議行動の事務局と会うそうですが、いかにものタイミングです。

それにしても、政財界のさまざまな動きが示しているのは、原発復活路線です。
これだけの声があがっても、その姿勢は微動だにしません。
野田首相は仕方がないのですが、ほかの閣僚から、声が上がらないのも不思議です。
「民主」とはいったい何なのか。

最近公開された東電のテレビ会議の映像も驚きです。
東電にはまともな判断ができる人はいないのでしょうか。
嘘があまりにも明白な映像を出して騙せるとでも思っているのでしょうか。
東電は、日本における企業広報活動の普及を先導していた企業ですが、あまりの「無知」さには驚きます。
広報の基本は、フランクネスです。
正直こそが問題を良い方向に進めます。
もちろん社会にとっても企業にとっても、です。
そんなことは「広報」や「危機管理」の基本ですが、それがまったく行われていません。

もっと驚くべきことは、前回の国会事故調査委員会の活動においても、国政調査権が使われなかったことです。
それだけでも、私は国会調査委員会の報告書を信じませんが、今回の公開映像もまた見過ごされるのでしょうか。
だとしたら国会はもはや財界の御用機関でしかありません。

脱原発など考えていない人たちに、私たちは未来を託してしまったのかもしれません。
次の選挙には、判断を間違わないようにしなければいけません。

私が残念だったのは、昨日の広島の平和式典に野田首相を受け容れてしまったことです。
もっとも相応しくない人物のように思えます。
例年は式典の様子をテレビで見ていますが、今年は見ませんでした。
原発推進者の首相が大きな顔をして座っている式典には失望しました。
長崎はどうするのでしょうか。
現政権の閣僚をボイコットしてほしいものです。
それがまともな感性だと、私は思うのですが。

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