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2012/09/23

■汚されてしまった千秋楽の勝負

今場所の日馬富士は見事です。
昨日の14勝で、もう横綱は確実と思っていたのですが、横綱昇進に向けた審判部からの臨時理事会の開催要請に対し、北の湖理事長が「今日の一番が終わってからにしよう」と述べたために、横綱審議委員会への昇進の諮問は今日の取り組みを見てからになったようです。
その記事を読んで、とても不愉快な気持ちになりました。
また、あの北の湖理事長かと思ったのです。
最近は素直に相撲を見る事ができるようになっていたのですが、やはり相撲界のトップは変わっていないようです。
私は、北の湖理事長の顔を見たくないので、出てきたらチャンネルを変えるほどです。

この発言は、日馬富士には大きな心理的な影響を与えることになったでしょう。
これで今日の千秋楽の勝負は、汚されてしまった気がします。
実に残念です。
もし日本人力士だったら、北の湖理事長は同じ行動を取ったかどうかが気になります。

間もなく千秋楽の勝負が始まりますが、なんだか素直には見る気がしなくなりました。
もっともこれは、私の思いすぎかもしれません。
しかし、ともかく先の事件の時に、責任を取らなかった北の湖理事長が生理的にもう受け容れられないのです。
誠実な勝負の世界にいるべき人ではありません。

責任を取らなかった人が、トップに立つことが私は一番許せません。
だから、安倍さんが自民党の総裁に立つことも生理的に理解できませんし、輿石さんが幹事長を継続するなどはまったく理解できません。

小沢さんはどうかと言われそうですが、そこは悩ましいですね。
責任とは一体なんなのか。
責任を忘れてしまっては、生きる意味さえないと私は思っています。
すみにくい時代です。

ちなみに私は、白鵬に勝ってほしいと思っていましたが、いまは微妙です。

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コメント

本人による自己コメントです。
ちょっと八つ当たり的なことを書いたことを恥ずかしく思います。消せば良いのですが、それはいかにも小賢しい。自らの恥はそのままにしておくのがいいでしょう。自戒のために。こういうことはこれまでも何回もありましたし。
しかし、今日の取り組みは素晴らしかったです。日馬富士も白鵬も見事でした。白鵬には少し迷いを感じましたが、日馬富士には迷いはなかった。
あの一番を見て、自らを反省しました。
瑣末なことに腹を立ててはいけませんね。
しかし輿石幹事長続投は、やはりがっかりしましたが。

投稿: 佐藤修 | 2012/09/23 20:48

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