■京都の弘道館にぜひ行ってみてください、
昨日、京都の有斐斎弘道館に立ち寄らせてもらいました。
挽歌編でも書きましたが、ここは江戸中期の儒者・皆川淇園が1806年に創立した学問所です。
長らく放置されていましたが、3年ほど前にそこにマンション計画が出てきたため、保存運動が起こりました。
その中心になったのが、伝統文化プロデュース連の濱崎加奈子さんと有識菓子御調進所「老松」の太田達さんです。
心ある人たちの支援を得て私募債を発行、なんとかマンション計画は阻止し、残っていた建物と庭を整備しました。
いまは茶室での茶会やさまざまな講座などにも取り組みだしています。
しかし、その維持は時間的にも経済的にも大変です。
お2人の取り組みは、前からお聞きしていましたが、先月、濱崎さんが湯島にやってきて、その後のお話を聞かせてくれました。
お2人の無謀さに脱帽するとともに、弘道館を残さないといけないという思いが出てきました。
と言っても、私に何ができるか、悩ましい課題です。
しかし、何かやれることがあるはずです。
これから考えていこうと思いますが、まずはできるだけ多くの人に、京都の弘道館のことを知ってもらい、できればそこを一度訪れてもらうことだと思いました。
弘道館の詳しい案内は次のサイトにあります。
http://kodo-kan.com/profile.html
機会をつくって弘道館に訪れていただければ、とてもうれしいです。
周りの人に弘道館のことを話してくださったら、もっとうれしいです。
またもし、弘道館を応援できる良いアドバイスなどあれば、教えてくれませんか。
一緒に考えてくださる人がいたら、もっともっとうれしいです。
| 固定リンク
「経済時評」カテゴリの記事
- ■資本主義社会の次の社会(2023.10.10)
- ■「資本主義の次に来る世界」(2023.07.24)
- ■「ペットボトル水現象は現代のチューリップ・バブル」(2023.07.06)
- ■読書の3冊目は「マルクス」(2023.03.28)
- ■ドラマ「ガラパゴス」を観て心が揺さぶられました(2023.02.15)
コメント