■支持政党なしなどといって逃げるのはやめましょう
今回の衆議院選挙は、私たちの未来を決める上でとても重要な意味を持っていると思っていますが、どうも多くの人はそう思っていないようです。
今もって、支持政党なしとか、誰に投票していいかわからないなどという人が半数もいるとは信じ難い話です。
みんなまじめに考えていないからです。
無党派層を自称する人を私は信頼しません。
自らを無宗教だなどといって、恥らうことのない人を信頼しないのと同じです。
政治と宗教は、人間にとって一番大事なことだと、私は思っているからです。
真面目に生きていたら、政治や宗教と無縁であるはずはありません。
たしかに、自分にとってすべてに納得できる政党などないでしょう。
しかしきちんとした自らの軸があれば、選ぶべき政党は必ず見えてきます。
支持政党がないというのは、自分の怠慢さ以外の何ものでもありません。
恥ずべきことだと思います。
原発よりも自分の会社の業績や不満の憂さ晴らしに関心がある人が多いような気がしてなりません。
私には信じられない話ですが、お金にしか依存できない人間に見事に育てられてしまっているようです。
選挙期間中くらいは、同僚と酒など飲みに行かず、また残業などはせずに、早く帰宅して政見放送や政治番組を観るべきです。
できれば家族や友人と政治問題を語り合うべきです。
もちろん政治番組は批判的に観なければいけませんが、そこに登場する政治家の発言を聴いたり見たりしていると、本性はかなりつかめます。
友人知人と話せば、みずからの視野の狭さに気づくはずです。
日本の現状はかなりの衆愚政治に堕していると私は感じていますが、このままだと日本のナチ化が進みかねません。
ニーメラーの教訓を忘れてはいけません。
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