■節子への挽歌1930:一人の朝食
節子
今日は久しぶりに一人で朝食をしました。
ユカが入院しているのと、チビ太は、相変わらず熟睡していますので。
私は一人で食事をするのがあまり好きではありません。
昼食などは一人だとつい食べ忘れます。
それで節子は昔はお弁当を作ってくれました。
お弁当だと一人ではないような気がするからです。
今日はとても良い天気です。
太陽がまぶしいです。
洗濯までしてしまいました。
もっとも干す時に庭に1枚落としてしまいましたので、やり直しもありましたが。
天気が良いと気分も明るくなります。
そらからいろんなものがやってくるような気がします。
それに昨日とは大違いで、とてもあったかです。
ここしばらくどうも気が沈みがちで、電話もできずにいましたが、気になっていた数人の人たちに電話をさせてもらいました。
みんな同世代の人ですが、それぞれにやはりいろんなことに見舞われています。
人生もこの歳になると、そうシンプルではありません。
喜怒哀楽の波にさらされているのです。
それを豊かな人生と思えればいいのですが、実際にその立場に置かれるとそうも思えないものです。
気持ちは晴れてきていますが、どうもまだ仕事にまでは気が向きません。
今日は、ここしばらくずっと放置していた家の方付けを少しやってみようかと思います。
たぶんすぐに止めたくなりそうですが、がんばってみます。
家事というのは、やはり「誰かがいて」こそできるものですね。
私一人だと、まあ、このままでいいか、食事もお風呂も省略でいいかと思いがちです。
実に困ったものですが。
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