■節子への挽歌1953:色即是空 空即是色の6日間
節子
今日、届いていた年賀状を読みました。
そして、メールをやっている人には全員に返事を送りました。
そうしたら、それにまた返事が来て、今日はほぼ1日、それにかかりきりでした。
メールをやっていない方への返事は、明日になりそうです。
年賀はがきではわからないやりとりがメールだとできます。
それが、私は気にいっています。
メールが始まって、年賀状の文化はかなり変質したように思います。
節子には反対されそうですが、私はやはり何よりもライブなのがいいです。
この挽歌の以前の読者からも初めて年賀状が届きました。
ホームページの読者からも届きました。
そうした新しいつながりを生み出してくれる面があります。
節子の友人知人からも年賀状をもらいました。
私も面識のある人たちですが、少し不思議な気もします。
しかし、気がついたら今日は日曜日です。
日曜日はホームページ(CWSコモンズ)を更新日です。
それができていないのに、いま気づきました。
それにしても、年が明けてから今日まで一瞬のような速さでした。
何もしないままに、日曜日が来てしまった気がします。
これも何かの意味があるのかもしれません。
年明けに、宮沢賢治を読んでいましたが、今日は久しぶりに、般若心経を読みました。
新井満さんの自由訳も、合わせて読みました。
少しずつですが、般若心経に感覚的になじみができてきました。
もう少し心が澄んでくれば、彼岸の節子へも年賀状が出せるかもしれません。
いや、その前に、節子からの年賀状を受け取れるかもしれません。
この6日間は、魂を飛ばしていたような、そんな空白感があります。
色即是空 空即是色を実感していたともいえます。
明日から現世の今年をスタートさせます。
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