■節子への挽歌2017:どっさりのあさり
節子
九州の蔵田さんから恒例の春の便りです。
蔵田さんが近くの海で採取したあさりをどっさり送ってきてくれたのです。
自然のあさりなので、いつもとても立派なのです。
それでも年々、とりにくくなっているようですが、あさり好きの私のために、蔵田さんはたぶん自分のところの分も残さずに、私に送ってきてくれたような気がします。
蔵田さんは、そういう人なのです。
私は、いま、ペイ・フォワード方式でDVDを広げる活動をはじめましたが、蔵田さんもまた、ペイ・フォワードな生き方をしてきているように思います。
そういう人は、私の周りには少なからずいます。
早速に蔵田さんに電話しました。
お元気そうでした。
それにしても、といつも思います。
なんとまあ私たちは心あたたかな人たちに囲まれていることか。
にもかかわらず、なぜに節子は先に逝ってしまったのか。
このあたたかな思いやりを私だけで受けてしまうのが、私はいつもとても無念なのです。
でもまあ、私がこんなに元気なのは、そうしたたくさんの人からのあたたかな思いやりのおかげなのでしょう。
蔵田さんが電話の向こうで、あさりをたくさん食べると風邪なんか治りますよ、と言ってくれました。
さて、明日は、あさりのフルコースです。
きっと元気になるでしょう。
あさりは早速にお裾分けさせてもらいました。
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