■節子への挽歌2057:精神安定剤の節子
節子
何かとばたばたしていて、また挽歌がたまってしまいました。
挽歌がたまるということは、生活のリズムが乱れていると言うことでもあります。
たしかにかなり乱れています。
それに、最近は気分がいささか不安定です。
歳を重ねることで、精神的な安定考えられるのではないかと思っていたのですが、どうもそうではなく、むしろ感情の起伏や気持ちの高揚感の上下振動は激しくなっているようです。
おそらくこれは、節子がいないことと無縁ではなさそうです。
自分を律するという言葉がありますが、これはかなり難しいことです。
私にはできそうもありません。
もともと「わがまま」でしたが、節子がいた時以上に、「わがまま」になっています。
しかし、実際にはそう簡単には「わがまま」にならないため、精神が安定しないわけです。
考えてみると、節子は私にとって、精神安定剤だったのかもしれません。
生活リズムが回復したと思った矢先から、また壊れていく。
実に困ったものです。
節子がいた頃は、どんなに「わがまま」にしても、基本的には「わがまま」に事が進んでいたのですが。
明日からまた挽歌を書き出します。
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