■作られたショックドクトリン
私は災害に対しては、ほぼ無防備な生き方をしてきています。
性格が天邪鬼のせいか、最近特にその傾向が強まっています。
連日、新聞やテレビで、南海トラフ巨大地震の被害想定が報道されています。
最近の報道をみるたびに、しらけてきます。
なにやらショックドクトリンを思わせるからです。いささか不謹慎のそしりを覚悟しなければいけませんが、これは一種の「作られたショックドクトリン」のような気がします。
それに、もし南海トラフ地震の危険性がわずかでもあるのであれば、原発再稼動などと言う話はありえないはずです。
まずは対象地域の原発を安全に廃炉する準備にとりかかるべきです。
それもせずに、恐怖をあおっても、その後にある強欲な人たちの顔が浮かんでくるだけです。
万一に備えて、家庭用備蓄を「1週間分以上」などという話も笑止千万です。
ともかくまた「無駄をあおる政策」がどんどん出てきています。
孫への教育資金相続などは、あまりにも露骨です。
日本はすでにある種のバブルになっています。
ソドムとゴモラを思い出します。
南海大地震が起こったとしても、仕方がないような気もします。
私たちの生き方が間違っているのですから。
連日の報道を聞いていて、どこかで何かが間違っているように思えてなりません。
なにがいま大切なのかを、もっと考えて生きようと思います。
少なくとも、私には南海トラフよりも原発が関心事です。
また一度、湯島で原発をテーマにしたサロンを開催したいと思います。
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