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2013/05/10

■節子への挽歌2076:難事件発生!

節子
事件発生です。まあ、たいした事件ではないのですが、昨日発生した事件です。
ジュンの連れ合いの峰行がやっているイタリアンレストランに、予約客が2組あったのですが、いずれも直前に人数が増えてしまい、合わせるとお店の集客能力を超えてしまいました。
そのため、一方のお客様には謝罪の上、お断りをしようとしたのですが、いずれからもお店が気にいっているので、場所は変えたくないといわれたそうです。
それで事情を話し、お互いに窮屈になるが、席数を増やすので、それでもいいかと相談したそうです。
双方ともそれでいいと言ってくれたそうです。
よほどお店を気に入ってくれているのでしょう。

問題は、どうやって席数を増やすかです。
それが「事件」です。

朝、峰行から、そういう事情なので、テーブルと椅子を借りたいという電話がかかってきました。
さてさて、こういう問題が起こると、何だかわくわくしてきます。
わが家に使えるテーブルや椅子が果たしてあるかどうか。
そのまま使えるテーブルはありません。
わが家の食卓のテーブルは、節子の好みで、円形なのです。
仕事に使っているサブテーブルが何とか使えそうですが、レストランにはちょっとという感じです。
さてさてそうするか。
しかし、これは実に楽しい難問です。
娘たちと一緒に、知恵を出しあって、何とか解決策が見つかりました。
使えそうなテーブルやいすを娘たちが自動車でお店に運んでいきました。
私も行きたかったのですが、自動車に乗るスペースがなくて、乗せてもらえませんでした。
しかし、娘たちも何だか楽しそうでした。
お店の場所を借りている大家さんも、どうやら協力してくれたようで、今朝、解決できそうだという連絡が来ました。

節子がいた頃を思い出しました。
わが家では何か難問ができると、家族全員で解決に取り組む文化がありました。
お金で解決できるような場合も、原則としてお金には依存しないのが、節子がいた頃のわが家の文化でした。
デッキのペンキ塗りも室内の壁紙張りも、みんな家族全員が動員されました。
デッキのペンキ塗りは、これは大変でしたので、もう2度とやらないで住むように新しい家はアルミにしました。

しかし、こうした家族みんなで取り組むことは実に楽しいのです。
特に節子は、それが好きでした。
もし節子がいたら、今回も大喜びで、いろいろとやったことでしょう。
どさくさにまぎれて、テーブルクロスまで勝手に作ったかもしれません。
家族に難問が押し寄せてくると、節子はとてもがんばるタイプでした。
もちろん楽しみながらです。
私も、同じように、それを楽しむタイプでした。
その文化は、幸いにまだ残っています。
家族みんなで汗を流す。これほど楽しいことはありません。
節子は参加できずに残念がっていることでしょう。

そんなわけで、今夜はジュンもお店に手伝いに行くそうです。
節子がいたら、もちろん何をおいても行ったことでしょう。

元気だった頃の節子の笑い声が聞こえてくるようです。

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