■節子への挽歌2079:久しぶりの背広
節子
今日は久しぶりに背広を着ます。
節子のがんが見つかってから、背広を着る機会が激減しました。
基本的にビジネスは止めたからです。
節子を見送った後も、背広はあまり着なくなりました。
もう10年近く、背広も作っていませんから、古い背広しかありません。
最近は背広を着る機会は月に1~2回です。
節子は、私の背広姿が好きでした。
というよりも、私はカジュアルウェアが似合わないのです。
自分の気分的には、背広やネクタイは嫌いで、カジュアルが好きなのです。
しかし、その思いとは別に、背広を着るとなんだか落ち着く気もします。
私もやはり、ほんとうは規律服従型の人間なのかもしれません。
背広姿の佐藤さんのほうがいいと、最初に私に言ったのは、今は大学教授の半田さんです。
最近はこれも大学教授の福山さんが、佐藤さんは背広が似合うと言いました。
いずれも、要するに私のカジュアルウェアが似合わないと言っているわけです。
娘は、極めて辛らつで、お父さんはカジュアルが似合わないよねとよくいいます。
まあ、確かにそうなのですが。
第一、おしゃれなカジュアルウェアは持っていないのです。
今日は椿山荘で、企業関係者を対象にしたフォーラムです。
ですから一応、背広を着ることにしました。
ネクタイもして、少ししゃんとして出かけます。
さて、今頃のシーズンにあった背広はあるでしょうか。
虫に食われていないといいのですが。
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