■節子への挽歌2106:場違いなパーティに参加してしまいました
節子
小宮山さんの会社のコミー40周年記念の集まりに参加してきました。
仕事の面では全くと言って良いほど、無縁なので、私は場違いではないかと辞退しましたが(それにそういう場が最近どうも苦手なのです)、小宮山さんがともかく来てほしがっている感じだったので、参加させてもらいました。
ほとんど私の知らない人たちでしたが、参加者名簿を見たら、もう30年以上会ったことがないのに毎年年賀状をくれる弁護士の青木さんの名前が出ていました。
いつも気になっていたのですが、こんなところでお会いできるとは思いませんでした。
しかし、もうお会いしたのが大昔なので、お互いに顔さえ思い出せません。
前半は会社の過去と未来を紹介する正式なイベントでした。
小宮山さんから会社の話を断片的には聞いていましたが、改めてコミーという会社の良さを実感しました。
ビジネスに関わっている人たちがいろいろと思い出話を披露していました。
しかし、私はコミーのビジネスとは無縁なので、やはり場違いだったなと思いながら聞いていました。
後半は立食形式の交流会でした。
知り合いがいないなあと思っていたら、佐藤さんですか、と声をかけられました。
たぶん15年ほど前に一度お会いした溝井さんでした。
知り合いのいないパーティで声をかけられるとホッとします。
青木さんにもお会いできました。
知り合いがいないと書きましたが、コミーの社員のみなさんは、ビジネスでの接点がないにもかかわらず、私のことを知っていてくれました。
小宮山さんが「しゅうさん」の話をよくするのですよ、と専務の小山さんが教えてくれました。
どんな話がなされているのか少し心配ですが、そうこうしていたら、司会の人が突然、私を指名して話をしろというのです。
最も相応しくない話し手だと思ったのですが、敬愛する小宮山さんのご指名とあれば、話さないわけにはいきません。
話の最後に、小宮山さんとの付き合いは楽しいのだけれど、迷惑していることが一つあると言って、「箸ピーゲーム」の話をしました。
ピーナツを箸で移動させるゲームが箸ピーゲームで、小宮山さんは私に会うたびに、その普及に尽力してほしいというのです。
話を終わって降壇したら、国際箸学会の理事の2人が跳んできました。
怒られるかなと思ったら、反対で、よくぞ言ってくれたというのです。
どうも箸ピーゲームで迷惑を受けているのは私だけではないようです。
それを知ったら、なぜか逆に応援しようと言う気になりました。
みんなに反対されている人には協力しなければいけません。
こういう集まりに出ると、必ず何か宿題を背負い込んでしまいます。
だから嫌いなのです。
でも小宮山さんは幸せな人です。
素直な人は、みんな幸せなのです。
節子が元気だったら、2人でやってきた会社のコンセプトワークショップも25周年交流会を開きたいと思っていました。
もしやるとしたら、今年がその年だったのです。
そんなこともちょっと思い出しました。
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